ウイーン ベルヴェデーレ宮殿
- 2021/01/24
- 15:51
ウイーン ベルヴェデーレ宮殿
2021・1・29
2013・9・16~9・25の旅

ウイーンの南の丘に建つバロックの白い宮殿
また念願のクリムトとシーレにあいに来ました。


ハウスブルグ家に仕えたプリンツ・オイゲンが、当時の代表的な建築家ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに
夏の離宮として造らせました。
プリンツ・オイゲンの死後1752年に、マリア・テレジアに売却され、現在はオーストリア絵画館になっている。

クスタフ・クリムト 「接吻」

甘い官能の世界を描いたクリムトの代表作
「接吻には性の矛盾と不思議な緊張が満ちている。
この絵が発表された1908年、クリムトほ創作活動にいおいても、また
私生活においても最も充実した時期でした。
頽廃と耽美の都、19世紀のウイーン。その空気を、
金箔と華麗な装飾でおおい、甘美な作品に仕上げた。
クリムト 「ユデイト1」

「ユデイト」とは祖国を救うために敵将ホロフェルネスと一夜をともにし、
その首を取ったユダヤ民族の愛国の女傑。
クリムトの目には男を狂わす「運命の女」として映った。
クリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」

クリムトの恋人エミーリエの肖像
クリムトにとって現実の「運命の女」。
満足のいく作品でなく、4年後、ウイーン市に売却された。
クリムト 「白樺の林」

恋人エミーリエの姉妹とアッター湖畔での避暑を毎年続けた。
静かな時の流れを感じさせる風景画のほとんどがこの避暑地で制作されている。
シーレ「家族」

この年、妊娠中のエデイットが急死。
その後を追うように、シーレも28の短い生涯を閉じた。
シーレとエデイット、そして生まれてくる赤ん坊。
その背景には不安を象徴する暗雲が覆う。
そして訪れる不幸を予感し、まるで家族を守るかのように、男は女をそして女は子供を抱いている。
しかし別々の方向を見つめる3人の視線に、親子のつながりを理解できないシーレの心の葛藤がのぞく。
シーレ「窓」

1913年、シーレはクリムトが主催する”芸術家協会”に正式に加盟。
ブタペストやドイツで展覧会を開催し、諸都市を巡回した。
このことはシーレの名声を国際的なものとした。
その途中滞在したシーレはお気に入りの町のチェコのクルマウの風景。
フリータイムなのでたっぷりと時間をかけて見学できました。
ウイーン世紀末絵画を代表する作品が一堂に会する、19,20世紀美術館を堪能しました。
2021・1・29
2013・9・16~9・25の旅


ウイーンの南の丘に建つバロックの白い宮殿
また念願のクリムトとシーレにあいに来ました。


ハウスブルグ家に仕えたプリンツ・オイゲンが、当時の代表的な建築家ヨーハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに
夏の離宮として造らせました。
プリンツ・オイゲンの死後1752年に、マリア・テレジアに売却され、現在はオーストリア絵画館になっている。

クスタフ・クリムト 「接吻」

甘い官能の世界を描いたクリムトの代表作
「接吻には性の矛盾と不思議な緊張が満ちている。
この絵が発表された1908年、クリムトほ創作活動にいおいても、また
私生活においても最も充実した時期でした。
頽廃と耽美の都、19世紀のウイーン。その空気を、
金箔と華麗な装飾でおおい、甘美な作品に仕上げた。
クリムト 「ユデイト1」

「ユデイト」とは祖国を救うために敵将ホロフェルネスと一夜をともにし、
その首を取ったユダヤ民族の愛国の女傑。
クリムトの目には男を狂わす「運命の女」として映った。
クリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」

クリムトの恋人エミーリエの肖像
クリムトにとって現実の「運命の女」。
満足のいく作品でなく、4年後、ウイーン市に売却された。
クリムト 「白樺の林」

恋人エミーリエの姉妹とアッター湖畔での避暑を毎年続けた。
静かな時の流れを感じさせる風景画のほとんどがこの避暑地で制作されている。
シーレ「家族」

この年、妊娠中のエデイットが急死。
その後を追うように、シーレも28の短い生涯を閉じた。
シーレとエデイット、そして生まれてくる赤ん坊。
その背景には不安を象徴する暗雲が覆う。
そして訪れる不幸を予感し、まるで家族を守るかのように、男は女をそして女は子供を抱いている。
しかし別々の方向を見つめる3人の視線に、親子のつながりを理解できないシーレの心の葛藤がのぞく。
シーレ「窓」

1913年、シーレはクリムトが主催する”芸術家協会”に正式に加盟。
ブタペストやドイツで展覧会を開催し、諸都市を巡回した。
このことはシーレの名声を国際的なものとした。
その途中滞在したシーレはお気に入りの町のチェコのクルマウの風景。
フリータイムなのでたっぷりと時間をかけて見学できました。
ウイーン世紀末絵画を代表する作品が一堂に会する、19,20世紀美術館を堪能しました。
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